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ナニ マウ ロア 滝本 恵
Nani mau loa Megumi Takimoto
ブロンズ

思い起こせば、手芸が大好きになった学童期から針と糸で簡単な縫い物をしたり、リリアンでネックレスを作ったり、冬にはマフラー・ショール・セーターをかぎ針と棒針で編むのが無性に好きでした。幼少期に曾祖母が古い布で雑巾を縫っている姿を眼にして過ごし、学童期に祖母の縫い物を見て真似をしたり、冬には母と編み物を一緒に楽しんでいました。その当時も今も変わることのない、手作り品を作り仕上げる時のわくわく感こそ、まさにリボンレイそのものです。手芸が好きでハワイが好きな私にとって、このふたつがコラボレイトしたハワイアンリボンレイに出会えて本当に嬉しく思います。このリボンレイの素晴らしさをたくさんの人に知ってもらい、多くの人に喜んでもらえるような作品を心を込めて作っていきたいと思います。そのためには、これからも私自身ますます精進して、技術を高め努力していきます。

奥の深い技法をひとつずつ丁寧に教えていただき、いつも温かく見守ってくださった別部先生に深く感謝申し上げます。これからも引き続きご指導をお願いいたします。 

2012年10月
ナニ マウ ロア 滝本 恵

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彼女がお教室に通いはじめたころ、私はいつまで名古屋に居られるかわからないのです、とおっしゃた言葉がとても頭に残っています。卒業までご主人の転勤がなく、今日この日を迎え られたことを嬉しく思います。

彼女の名前のナニ マウ ロアは、永久花いう意味が有ります。何処か知らない土地に行っても 頑張ってずっと素敵に輝いていて欲しいという気持ちを込めてこの名前を授与いたしました。

2012年10月12日 カウナオア

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ナニ マウ ロア 滝本 恵  卒業作品

「オハナの繋がり」

 

白くて小さなかわいい花、ピカケはジャスミンの香りを放ち、夜になるとその香りを強くします。ピカケはハワイ語で「孔雀」を意味し、孔雀はプリンセス・カイウラニが愛した鳥でもあります。そしてプリンセス・カイウラニは花のピカケも愛していたといわれます。ピカケの花のいのちは短く、花が咲いて3日くらいで落ちてしまいます。でもまたすぐに、次々と花を咲かせる止まることのないピカケの続くいのちの尊さを感じます。

少しずつ重なりながら、優しい膨らみをもつ花びら。私はこのピカケに魅了されながら、卒業作品に取り組みたいと思い構想がはじまりました。試行錯誤の毎日の流れで、当初絵に描き構想したものとはかけ離れてしまい断念・・・そして、練り直し。何度も何度も繰り返したレシピに沿ったアレンジ。リボンと針と糸を手にして、大きさと形のつり合いを眺めながら、ひらめきの採用と不採用。色合いの難しさ、位置関係とバランス、決まっていくパーツへの想い・・・いろいろな経緯がありました。

しっくり構想通りにはまった時のわくわく感。ひとつが出来てくると、次に沸き上がってくるものが必ずあり、連鎖的にリボンに向かう自分がいました。完成した時の充実感は言葉に表せないほどのものがあり、あらためてリボンレイの魅力と素晴らしさを感じました。ピカケのかわいらしさ、美しさ、咲き続ける力強さが、この作品に表現できたと思います。

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